今回の投資に活かせる相場格言は、古美術鑑定家である中島誠之助さんの著書「ニセモノ師」の中から
「ニセモノにひっかかる三条件」をご紹介したいと思います。
第一条件:その品物を買ったら儲かると思ったとき。
第二条件:勉強不足。
第三条件:おカネがあること。
特に「おカネがあること」が一番大きな原因になるとのこと。
おカネがあることで骨董の見かたが甘くなってしまうそうです。
この本を読んだとき驚きました。
この三条件は株で余計なマイナス(損失)を抱え込む時の条件と同じです。
先ずは第一条を株に読み替えると
「その株を買ったら儲かると思ったとき」になります。
これは情報・材料が出たのを見て、いきなり買うパターンですね。
典型的なギャンブル的な売買になります。
次に第二条件の勉強不足の場合は
株の売買が上手くいかないとか
投資セミナーに参加したら高額な株式投資ソフトを買わされたとか
悪質な有料会員に誘われるとか
でしょうか。
最後の第三条件は株の場合も一番の原因になると思います。
お金があると投資に対してどん欲になります。
ここに第一条件と第二条件が重なると間違いなく被害が大きくなるパターンですね。
うまい話しや情報材料に振り回されないようにしてくださいね。