- HOME >
- Toki
Toki
CFP®認定者(日本FP協会)
マネーコンサルタント、個人投資家。
システムエンジニアを経て独立。株の売買戦略はプログラムで検証。勝てる戦略でのシステムトレードが得意。これから株デビューする方を個人投資家の入り口までご案内できたらと思っています。
とらくんとさるくんの株式投資ブログ
今回の投資に活かせる相場格言は、牛田権三郎「三猿金泉秘録」の題名にもなっている極意です。 「見ざる、聞かざる、言わざる」 凄く有名な言葉ですよね。皆さんも一度は聞いたことがあるでしょ。 牛田権三郎(うしだごんざぶろう)って誰、と思うでしょうが、実は有名な方なんですよ。 江戸時代の米相場で活躍したプロの投資家です。 当時の米市場は大阪の堂島と江戸、それと山形の酒田にありました。 牛田権三郎さんは大阪の堂島で活躍された投資家になります。 投資の世界では、余計なものを見たり聞いたりしないことが大事なんです。 何 ...
今回の投資に活かせる相場格言は、フランスの劇作家アルマン・サラクルーの恋愛に関する名言です。 「人は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する。」 この方うまいこと言いますね。まさに名言です。 先ず思ったのは、三十代に入る前に聞きたかった。 それとちょうど今、忍耐力が欠如しかけてるとこなんですよ。 この言葉ひさしぶりに見て良かった。危なかった。ほんと助かったわ。 近いうちに記憶力欠如するかも。気をつけないとね。 実は文中の「結婚」「離婚」「再婚」の文字を「損」の文 ...
今回の投資に活かせる相場格言は、米国の投資家ラリー・ウィリアムの言葉 「自分の心に耳を貸してはいけない」「自分を相場と同調させなければならない」 の二つです。 何でもそうなんですが基本が大事です。 基本ができてないと応用が効きません。 いきなり実践するこもできますが、 自分が何投資をしたいのかによって買う株も変わってきます。 短期投資をしたいのか、長期投資をしたいのか。 それともデイトレードをしたいのか。 先ずは金融リテラシー(投資の基礎知識)を高めて、 そのあと目標を設定してから実践です。 ところが実践 ...
今回の投資に活かせる相場格言はウォール街の言葉から 「投資家が一度だけミスをおかすということは滅多にない。 一度間違えれば、通常、もう一度ミスをする。痛いのは二度目だ。」 です。 勝つ投資家と負ける投資家の決定的な違いはミスをする回数です。 勝つ投資家はミスをする回数が少ないため利益が安定しています。 安定した利益を支えているのが厳格なルールです。 勝者と敗者を分ける決定的な違いは、持って生まれた能力ではありません。 失敗を回避する時に鍛えられた規律「投資スタンス」を持っているかどうかになります。 そして ...
今回の投資に活かせる相場格言は小説家開高健の言葉です。 「何かを手に入れたら何かを失う。痛みなくしては何物も入手できない。」 良い結果を得るためには努力が必要です。 株式投資も同じですね。 ファンダメンタル(業績・財務)分析やテクニカル(売買タイミング)分析を学ぶこと。 投資スタンス決めること。 目標設定をすること。 全て努力に他なりません。 継続的な勉強と実戦。 細く長く、地道に努力を続けることが大事なんです。 何事も「あきらめない」こと。 「続けること」こそ最強の才能だと思います。 逆転ホームランを狙 ...
今回の投資に活かせる相場格言はプロ棋士升田幸三の言葉です。 「イチかバチかのやけっぱちみたいなことをやるのを、勝負師という人があるが、これは間違いです。そういうのは勝負師とはいわない、賭博師という。」 また、こうも言っています。 「博打(ばくち)と勝負の違いは、博打にはルールはないけど、勝負にはあるということでしょうね」 株も全く同じ、勝負の世界です。 株をするためには、投資スタンスというルールが必要です。 これが無いと博打になってしまいます。 将棋と株は似ていますが、大きな違いもあります。 先ず株のルー ...
今回の投資に活かせる相場格言は、古美術鑑定家である中島誠之助さんの著書「ニセモノ師」の中から 「ニセモノにひっかかる三条件」をご紹介したいと思います。 第一条件:その品物を買ったら儲かると思ったとき。 第二条件:勉強不足。 第三条件:おカネがあること。 特に「おカネがあること」が一番大きな原因になるとのこと。 おカネがあることで骨董の見かたが甘くなってしまうそうです。 この本を読んだとき驚きました。 この三条件は株で余計なマイナス(損失)を抱え込む時の条件と同じです。 先ずは第一条を株に読み替えると 「そ ...
今回の投資に活かせる相場格言は、戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した茶人千利休が詠んだ句です。 「人の行く裏に道あり花の山、いずれを行くも散らぬ間に行け。」 上の句が有名な相場格言になっています。 人は集団に属していると安心し、集団から離れると不安になります。 みんなと一緒が大好きなんですね。 いっぽう投資の世界では、みんなと一緒がとても危険とされています。 みんなに付いて行っても花の山には辿りつくとは限りません。 花の山のへの道は自分で探さないといけないんです。 孤独で不安なときもありますが、その先 ...
今回の投資に活かせる相場格言は、プロ棋士谷川浩司九段の言葉です。 将棋に限らず勝負事で勝つための心構えでもっとも大事なことは 『焦らない、あきらめない』ことである。 株も全く同じですよ。 焦りは禁物です。 実は焦りというものは欲と同じものなんです。 買おうと思っていた株がどんどん上がりだす。 もう買えなくなるんじゃないか。 そう思いませんか。 買えないことに焦りだしてるんです。 なんか損をした気持ちになっていませんか。 これって欲なんです。 焦って、焦って、エイヤーで飛び乗った翌日から下がりだしたりするん ...
今回の投資に活かせる相場格言はハンガリーのことわざから 「逃げるは恥だが役に立つ」 です。 「逃げるは恥だが役に立つ」は 2016年に最高視聴率20.8%を達成したテレビドラマで 原作は同名の漫画作品で作者は海野つなみ氏。 題名の「逃げるは恥だが役に立つ」は元々はハンガリーのことわざです。 日本にはよく似た「見切り千両、損切り万両」という格言があります。 「諦めて逃げる」のが「損切り」になります。 損切りには痛みがともないます。 メンタル的な痛み「恥」は、 結果的には「役に立つ=資金をまもる」ことになりま ...
今回の投資に活かせる相場格言は「見切り千両、損切り万両」です。 ルール化されていなければ、損切りには勇気がいります。 「見切り千両、損切り万両」はそれを鼓舞する格言です。 非常に危険なことは、勇気と蛮勇を混同すること。 ヒーロー的な思考は相場では全く必要ありませんが、 相場で生き延びるためには勇気が必要です。 取引をする正当な理由が無くなった時は、 潔く自らの間違いを認め、 勇気を出して損切りをしましょう。
今回の投資に活かせる相場格言は孫子の兵法から 「疾(はや)きこと風の如く、その徐(しずか)なること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し」 という兵法です。 武田信玄の風林火山で有名ですが実は兵法の一節なのです。 相場に読み替えるとこうなります。 勝つ投資家は仕掛けるときは風のように素早く行動するが 心は常に林のような静けさを保っている。 仕掛ければ火のように果敢攻め、 如何なる相場の動きにも山のように動じない。 こんな投資家になりたいですね。
今回の投資に活かせる相場格言は投資家ラリー・ウィリアムズの言葉です。 「相場がどう動くかを予測するのは最悪である」 株をやっていると相場の動きは気になるものです。 また知識が増えてくると、相場の方向性について自分なりの考え方もできてきます。 これは良いことですが、自分の考えに溺れ過信することほど危険なことはありません。 相場は常に変化するものです。 自分の考え方を修正する素直さが無いのなら、予測することほど最悪なことは無いでしょう。
今回の投資に活かせる相場格言は英国の作家であり医者でもある、サミュエル・スマイルズの有名な言葉です。 「天は自ら助くる者を助く」。英文「Heaven helps those who help themselves.」。 天は他人に頼らずにひとりで努力する者を助けて幸福を与える、という意味です。 世の中で成功している方は、途中で諦めずにやり続けた人ばかりです。 やり続けることができるというのは、ひとつの才能です。 何事も続けるためには、細く長く、付かず離れず、そんな関係が大切です。
今回の投資に活かせる相場格言は投資家ジョージ・ソロスの言葉です。 「将来に対する偏った見通しを反映しているという意味において、相場は常に間違っている」 奥の深い言葉ですね。この言葉の中には次の三つの意味が含まれています。 まず相場は本質的にはランダムであること。 次に投資家の偏った見方がトレンド(間違い)を発生させていること。 そして相場が常に間違っているからこそ、常に利益が出せること。 トレンドの原因が投資家による偏った見方であることを看破していることに、ジョージ・ソロスの凄さを感じます。